広河さんが現地に入られた→すぐ「それらしい写真」が展示用に借り出せる
という思い込みの問い合わせメールが毎日結構届きます。
でも、誰かさんではないけれど、「ただちに顕著な症例は現れない」のです。
今のところ、地震・津波被害の写真がほとんど。
原発震災を思わせるのは「年寄りや子どもに検知器むけているところ」
とか「(効果あるのかないのかわからない)ガスマスクつけた顔」くらいです。
それでも、展覧会希望者は必ず
「チェルノブイリとフクシマ原発震災の写真をセットで」と要望されます。
原発震災が「絵」になるのは少し先、想像するのもイヤだけど
子ども達に、目に見える「異変」が出てきてからです。
それも、"放射能"は「絵」になりませんから
せいぜい病床の・・・・子どもやお母さんのつらい表情くらいです。
数年経っても、チェルノブイリを後追いするような、そんな写真は
一枚も届かなかった、パネルにしなくても良かった・・・・
そうなることをひたすら祈り続けるしかない今です。
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