2019年3月11日月曜日

4.28 樋口英明元福井地裁裁判長講演/河合弘之弁護士との対談

4.28 講演と対談 樋口判決(原発差し止め判決)に向き合う (問:090-5008-4532)

https://kokucheese.com/event/index/553596/ 

大飯・高浜原発の差し止めを命じた裁判長自身が、それら判決について語ります。 
数々の原発差し止め訴訟で原告を支えつづける弁護士が、裁判長と判決の意義について語り合います。 

【大飯原発差し止め判決要旨】 
「たとえ本件原発の運転停止によって多額の貿易赤字が出るとしても、これを国富の流出や喪失というべきではなく、豊かな国土とそこに国民が根を下ろして生活していることが国富であり、これを取り戻すことができなくなることが国富の喪失であると当裁判所は考えている。」 

と き:2019年4月28日(日)13:00開場 13:30 開演(16:00 終演予定) 
ところ:   津リージョンプラザお城ホール 
(市役所隣、津市西丸之内23-1 、TEL052-229-3300 、近鉄津新町駅徒歩10分、駐車場有) 
講   演 
演題:私の出した原発差し止め判決 
ー原発の本当の危険性が分かっていますか?ー 
講師:福井地裁元裁判長 樋口英明さん 
対    談 
テーマ:樋口判決の歴史的意義と司法の責任 
出演:原発訴訟原告側弁護士・映画「日本と原発」監督  
        河合弘之さん x 樋口さん 

前売券・予約 1000円 
当日券    1300円(原発事故避難者・高校生以下 無料) 
前売券取扱店マザーグースレコード059-225-5884 
予約(当日精算)は https://kokucheese.com/event/index/553596/ 

託児:若干名 無料 3月中にお申し込みください。090-9661-0371(村山) 

主催:原発おことわり三重の会 
協賛:脱原発みやま、三重・チェルノブイリ被曝児童救援募金、いせ映画を観る会、子育てグループハハノワ、伊勢進富座、市民メディアネット、チェルノブイリ被曝者支援の家・チェル、大石歯科医院、西善寺 
連絡先:090-5008-4532(柴原)/〒510-0302 津市河芸町千里が丘30-5 村山敬子 

【樋口英明(ひぐち・ひであき)さん略歴】 
1952年三重県鈴鹿市生まれ。京都大学法学部卒。83年福岡地裁判事補任官。静岡や宮崎、大阪など各地の地裁や家裁、高裁などに勤務。福井地裁の裁判長として2014年5月に大飯原発3、4号機の運転差し止め判決、15年4月には高浜原発3、4号機の差し止め仮処分決定を出した。17年8月に名古屋家裁部総括判事で定年退官。津市在住。 

【河合弘之(かわい・ひろゆき)さん略歴】 
1944年旧満州生まれ。東京大学法学部卒。70年弁護士開業。企業系弁護士として辣腕を振るう一方、原発訴訟(脱原発弁護団全国連絡会共同代表、原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟幹事長)や、社会貢献活動(中国残留孤児やフィリピン日系人の国籍取得等)にも心血を注いでいる。映画「日本と原発」「日本と再生」を監督。著書に「原発訴訟が社会を変える」など。東京在住。 

【樋口英明さん、河合弘之さんに会おう】 
「豊かな国土とそこに根を下ろした国民の生活を取り戻せなくなることが国富の喪失だ」「人命と電気代を天秤にかけることなどできない」。この大飯原発差し止め判決を書いたのが当時の裁判長の樋口英明さんです。311後では初の差し止め判決でした。樋口さんは2015年の高浜原発をめぐる仮処分決定でも、やはり差し止めを命じました。これら判決はどのように生まれたのか。こめられた真意は…。樋口さんから直に聞けるチャンスがやってきました。樋口さんの地元である三重では、ほぼ初めての機会になります。ぜひお聴き逃しなく! 
 また、上記裁判を含む多くの原発差し止め訴訟や東京電力福島原発事故刑事訴訟で、脱原発を願う原告を全国で支えつづけているのが、河合弘之弁護士です。河合さんが監督した記録映画「日本と原発」や「日本と再生」をご覧になった方も多いことでしょう。 
 河合弘之弁護士と樋口元裁判長の対談は初顔合わせ。樋口判決の意義、原発訴訟の歴史と現状、そして脱原発実現の方法にも踏み込んで話し合っていただきます。どうぞお楽しみに。


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